【海外の猫の話】魔女、四ツ目の猫

四ツ目の猫
4つ目の猫はエセックスの海岸でルース・タングが収録した民話だそうです。ヨーロッパなのでイギリスですかね。

ヨーロッパにおいて黒猫と天候は密接に結びついており、魔術的儀式に使われることも多い。魔術儀式を行うものは、悪天候を呼ぼうとする魔女であった。

あるとき、若い漁師が娘(魔女?)にまじないをかけられ、婚約者を捨て、娘を連れて海へと逃げ出してしまう。不思議なのだが、この娘は自分が若者にまじないをかけたのに大嵐を呼んでしまう。若者の同僚の漁師たちは巻き込まれ波間に飲み込まれてしまった。

彼女は愛人をも波間に叩き落とすと、4つ目の猫に変身し、それ以降ニシン漁の船につきまとうようになったそうな。土地の漁師が夜明けの3時半前に網を投げないのはこの猫を刺激しないためであり、たまに漁の獲物を海に投げ込むのは猫の餌にするためなのだという。

「猫の神話」池上正太 著(新紀元社)より。

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