火車

火車

火車。
ほぼ全国でいわれる妖怪。葬式のとき、あるいは墓場で死体を奪うというもの。
略 その正体を猫とする地方が多く、猫が年を経ると火車になるともいわれた。古くから猫は魔性のものと考えられていて、「死人には絶対に猫を近づけてはいけない」とか、「猫が棺桶を飛び越えると死人が起き上がる」などの、猫と死体に関する俗信が全国的に伝わっている。猫と葬式に関する怪談も多く語られ、暗雲を垂らして葬式を襲い、死体を奪う恐ろしい怪物として登場する。
火車の名前は火の車よりきているようである。火の車は『宇治拾遺物語』などに見え、獄卒が燃え盛る火の車を引いて、罪人の死体あるいは生きた人間を奪っていくものとされていた。
死体を奪うという火の車と、死体と猫との俗信が入り交じり、さらに中国由来の魍魎の観念が結びついて火車という妖怪が生まれたようである。(妖怪事典 第5刷 P103)

猫は鼠をとることから重宝される一方、夜活動することや、その印象的な瞳が光の加減によって形を変えることなどから不気味に思われていたようですね。

猫が死者に近づくことをタブーとする国は多いみたいです。東ヨーロッパ、イギリスの一部の地域では猫が死者を跨いだり、納棺の列を横切るとその死者は吸血鬼になると信じられました。中国では漢民族を中心に伝わっている伝承があるようです。それは納棺の際に猫が死体に近づくと、直ちに猫が死にその魂が死体に入ってキョンシーになるとされたという話です。

日本でもおばあちゃんに「猫が死体に近づくと生き返る」みたいな話されますよね。最近はないかな?w
私は小さい頃そんな話実際に聞きましたね。明治生まれのひいばあちゃんもいたし。
中国では「キョンシーになるよ」って本当に言われるのかぁ。子供のころ「幽幻道士」観てたので、なんか、おお!ってなりますね(笑)

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