お里ぎつね

お里ぎつね
私は本名から1字取って、お里と呼ばれてるんですが、これを見つけた時は「おお!」と思いましたよ(笑)

昔、彼方(おちかた)の里に、ばあさんとじいさんが仲よう暮らしておりました。
 ばあさんは働くのが好きで、畑へ行っては里芋や大根を作ります。
 今朝も暗いうちから目が覚めました。
 外を見てると、長うて白いもんが、サーッと東の山へ走りました。「じっさま!きつねのしっぽみたいなもんが・・・・」ばあさんは、いつにない声で叫びました。

 その声でじいさんは目が覚めました。「そりゃばあさん、お里ぎつねや。東山にも餌がのうなったんかいな。わるさせんときゃええがなァ」と、つぶやきました。
(富田林の民話「お里ぎつね」より)

お里ぎつね
富田林の民話

富田林は大阪の南東あたりです。
南河内ですね。
彼方の東の山ってことは葛城山でしょうか。
昔は葛城山よりも西にまだ山があったとかはわかりませんが。

どうしてお里なのか、とかわかりませんが、名前がついてるのはいいですね。
浅香にも狐塚があったらしいけど、名前のある狐がいるか、わかりません。
浅香山稲荷神社
今度「あさかの民話」を取りよせてみようと思ってます。なにかあるといいですが。

ちなみに、お里といえば壺坂霊験記があります。
由来のお寺が奈良にありますので目の悪い人や浄瑠璃が好きな人は行かれるとよろしいかと。
奈良のくすりめぐり(pdf)

うちにいる「きつね妖怪」
恩田の初連
おとら狐
村積山の殺生石

「きつね妖怪」な場所
白蔵主の少林寺
葛の葉神社に行ってきました

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