お里湯妖怪展 白沢温泉の中身 その1

白沢
8月の後半2週間開催しました「お里湯妖怪展 白沢温泉」を終えました。
お越しいただいた皆様ありがとうございました。
来てくれるだけで嬉しいのに差し入れまでいただいて(人’w’●)
お花を送ってくれた方々にも感謝感激です!

 

 

居留守文庫
ギャラリーは大阪市文の里の古本屋さん「居留守文庫」。
晴れてる日は外の本棚にも本が並んでます。

狂骨

店内狂骨
店内に入ると狂骨がお出迎え。
本棚を井戸に見立てて配置してくださったので、井戸関係の妖怪を描きました。

狂骨

白沢先生
狂 骨(きょうこつ)
鳥山石燕の『今昔百鬼拾遺』に描かれた妖怪。
【狂骨は井中の白骨なり
世の諺に 甚しき事をきやうこつといふも
このうらみのはなはなだしきよりいふならん】とある。
肉の落ちつくした白骨を髐骨(きょうこつ)といい、
神奈川県津久井郡ではすっとんきょうな、けたたましいことを
キョーコツナイという。

 

お菊

皿屋敷お菊
後ろにまわるとお菊さんがいます。

白沢先生
お 菊(おきく)
日本の有名な怪談『皿屋敷』のお菊。
皿屋敷はお菊が主人の秘蔵するひとそろいの皿のうち一枚を
割ってしまう、あるいは何者かによって皿を隠されるなど様々
なバリエーションがあるようだ。
とにかく命がなくなってしまったお菊は幽霊となり夜な夜な
井戸に現れて皿を数えるのだ。
幽霊と妖怪はどう違うのかって?
…その話は長くなるから今度にしよう。

「幽霊と妖怪の違いの話はお里は難しいからわからんけど白沢先生は知ってるはずだw」と遊びに来てくれた友達に話したら笑ってました(苦笑い?)w。

 

白沢

白沢エリア
こちらは白沢エリアです。
漫画の原稿なども。白沢登場シーンです。

 
白沢の扇子、イラスト

白沢先生
白澤・白沢(はくたく)
吾が輩の一族はもともと中国の霊獣である。
森羅万象に通じ、黄帝に一万一千五百二十種に及ぶ天下の
妖異鬼神について語った。
日本では邪気や悪病を払う縁起のよいものとして、
画や像をお守りとしたのだ。


根本さんテキスト
今回、妖怪好き友達の根本さんに「白沢について何か文章を書いていただけませんか」とお願いしました。
と、いうのもですねぇ、私の妖怪展というのはもちろん民俗学的なものではないです。
個人的な設定ありで漫画を描いているので。
そういうものとして楽しんでいただけたらそれでありがたいのですが、一般的な人はあまり知らない「白沢(白澤)」という妖怪がどういうものなのか少し理解いただこうと思い、別人の視点で何か書いていただけたら幸いだなぁと思ってお願いしました。
根本さんテキスト
できあがったテキストを確認したら、「白沢」というものが日本でどういったものなのか解かり、根本さん自身のエピソードから最終的にお里作品の素敵な推薦分になっていて感動しました(笑)
本当にありがとうございました♪

さて、まだもう少し作品紹介をしたいのですが、長くなってしまいましたので今回はここまでということで。
つづく~(たぶん!)

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