伝承妖怪お題絵1周年記念企画ということで妖怪絵馬100枚展が明日より開催されます。
3月20日(水・祝)~3月24日(日)の5日間
Art Labo 深川いっぷく
ツイッターの妖怪紹介bot『瓶詰妖怪』より好きな妖怪を選んで描きました。
肉吸い
肉吸い【ニクスイ】:和歌山県の果無山脈などに伝わる。十八、九歳ぐらいの美しい娘が「ホーホー」と笑いながら近づいてきて、「火を貸せ」といってくるという。これに触れられると肉を吸い取られてしまうという。(南方熊楠『人類学雑誌』三十三巻二号「肉吸ひと云ふ鬼」など)
— 瓶詰妖怪さん (@bottle_youkai) 2013年2月18日
一昨日たまたま瓶詰妖怪 @bottle_youkai で肉吸いGETしたので描いてみた。去年伊集院さんが深夜の馬鹿力で大阪の肉吸い(肉うどんのうどんぬきの事)を「水木しげるが描いたアレでしょ」と話しておられたがww 本当に妖怪としての記述があるわけで本当におもしろい(笑)
— お里さん (@osatokabauchi) 2013年2月20日
おとら狐
おとら狐【オトラギツネ】:愛知県南設楽郡に伝わる。病人によく取り憑く狐で、憑かれた者は左目から目脂を出し、左足の痛みを訴える。おとら狐は長篠合戦の流れ弾を左目に受け、その後狩人に左足を撃たれてしまい、片目片足になったという。(早川孝太郎『郷土研究』四巻六号「おとら狐の話」など)
— 瓶詰妖怪さん (@bottle_youkai) 2013年2月26日
おとら狐かっこよくかけたなぁ。銀牙 -流れ星 銀に出てきそうじゃない?w深川で売れなかったらお部屋に飾ることにしよう。
— お里さん (@osatokabauchi) 2013年3月2日
愛知妖怪隊でもあるので、そっちには女の子バージョンを描いてますよ。おとら狐 aichiyoukwaitai.web.fc2.com
— お里さん (@osatokabauchi) 2013年3月2日
算盤坊主
算盤坊主【ソロバンボウズ】:算盤小僧とも。京都府亀岡市に伝わる。夜中に算盤を弾くような音を立てる。計算を間違えて和尚に罵られた小坊主が首をつって死んだので、その亡霊が現れるのだという。(『口丹波口碑集』など)
— 瓶詰妖怪さん (@bottle_youkai) 2013年3月4日
算盤っていうのがいいですね。
ヨーラサー
ヨーラサー:沖縄県の八重山諸島に伝わる。汀良という物識が世を惑わすとして捕らえられたが、これが死後火吹鳥となり、魂消るような声を発しながら火を吹いて村を焼き払った。物識の世話をしていた牢番は、物識に言われて臼を敲いていたので助かった。(宮良當壯『郷土研究』五巻二号「火吹鳥の話」)
— 瓶詰妖怪さん (@bottle_youkai) 2013年3月5日
沖縄の妖怪はやっぱりカラフルな感じがします。
桂男
桂男【カツラオトコ】:和歌山県東牟婁郡下里町に伝わる。満月でない時の月を長く見ていると、これにさそわれるという。(『綜合日本民俗語彙』)
— 瓶詰妖怪さん (@bottle_youkai) 2013年2月28日
妖怪は女とか婆、爺というのは多くても○○男っていうのはあまり聞かないような気がするんですがどうでしょうか。
絵馬は展覧会で販売もしています。
すべて2000円です。
是非お手にとっていただきたいと思います。
よろしくお願いいたします。